嶽本野ばら

【ツインズ】嶽本野ばら

ツインズ
続・世界の終わりという名の雑貨店

図書館の棚で見つけて、
あの【世界の終わりという名の雑貨店】の続編があるぞ、と借りてきました。

「魂の双子」である彼女を失ったまま、無為な毎日を送っていた主人公の「僕」は、
彼女からの最後の手紙への返事を、残された力を振り絞って書き上げる。
その手紙の返事を出版社に送ったことがきっかけとなり、「僕」は東京に暮らしを移す。
ようやく落ち着いた日々を取り戻したかに見えた「僕」は、教会のバザーでひとりの少女と出会う。

Vivienne Westwoodで鎧った彼女を失ったときから、こうなる運命だったのでしょうか。
この作品での少女は、Jane Marpleのお洋服を着ることで、
わずかに残された生きる力を繋いでいるかのようでした。
(2008.10月3日読了)

嶽本野ばら

コメントをどうぞ  |  トラックバックURL:http://kalapanic.com/2008/10/post-1662.php/trackback

【下妻物語―ヤンキーちゃんとロリータちゃん】嶽本野ばら

下妻物語―ヤンキーちゃんとロリータちゃん

嶽本野ばら、続け読み。
【ミシン】での嶽本作品とは、ひと味違うコミカルなストーリー。
映画【下妻物語】は、かなり気に入って3回も見たので、
読んでいると、2人の顔が、深キョンと土屋アンナになってしまう。

それにしても、何故、茨城県下妻市…。
嶽本野ばらは、京都出身なのに、関東の辺境の地を選んだ由縁が知りたい。

下妻市は、「下妻物語」の映画化の成功・市内の高校の甲子園出場
・柔道塚田選手のアテネ五輪金メダル獲得など、華やかなことが続き、
2006年千代川村との合併後も、その名を残すことになる。  ラッキー下妻♪

嶽本野ばら

コメントをどうぞ  |  トラックバックURL:http://kalapanic.com/2008/03/post-1798.php/trackback

【ミシン】嶽本野ばら

ミシン

どういう経緯でか、嶽本野ばらを読む。
【世界の終わりという名の雑貨店】、表題の【ミシン】 収録。

【世界の終わりという名の雑貨店】は、面白かった。
蕎麦饅頭を食べて死んでしまう、雑貨店の入っている雑居ビルのオーナー。
このオーナーの息子が、蕎麦饅頭の製造元から、ビルを建て替えるお金をもらったことで、
【世界の終わり】雑貨店は終わりを告げ、純愛駆け落ちドラマが始まる。
ヒロインの女の子が、人生の転機を得るVIVIENNE WESTWOODとの出会いのきっかけも、
パパの好きな、丁稚羊羹。
さりげない、和菓子繋がりのギャグが、ゴスロリ系純愛小説の中でスパイスを利かせている。

【ミシン】も、同じようにギャグを利かせようとしているけれど、いまいち、パンチが無かった。

ゴスロリ系純愛小説は、妙なギャグが光っているかどうかが、成否を分ける。
、と思う。

嶽本野ばら

コメントをどうぞ  |  トラックバックURL:http://kalapanic.com/2008/03/post-1788.php/trackback