三津田信三

【厭魅の如き憑くもの】三津田信三

厭魅の如き憑くもの
あらゆる辻に「カカシ様」が祀られる、伝説と因習に閉ざされた神々櫛村。
巫女の家筋である「黒の家」谺呀治家で次々と起こる不可解な殺人。
「憑き物」伝説を蒐集する目的で村にやってきた、怪奇幻想作家・刀城言耶が、
この事件の解明に挑む。

事件の起きた村の設定が凝っている。よく考え練られた作品。
ただ、ミステリーの部分が後手に回ってしまい、展開がまだるこしいのが残念。
「○○の如き○○もの」シリーズ、面白そうな予感はアリ。
(2008.12月21日読了)

三津田信三

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【禍家】三津田信三

禍家
交通事故で両親を亡くした少年が、祖母とともに移り住んだ東京郊外の町。
道の先にある森からはただならぬ妖気が漂う。初めて訪れた町に少年は既視感を覚えた。
少年を次々と襲う怪異。ここで起こった悲惨な事件とは、、、。

オカルトをベースに、ミステリーが絶妙に絡む。
ラストもきっちり落として、ぞ〜っとさせてくれるしで、嬉しい限り。サービス満点。
前半、少年が逃げ回る様子が、あまりに必死なのがおかしくて、吹き出してしまいました。
その後、ページをめくるのがためらわれる怖い部分も…。

スカッとします。バランスをうまくとる、いい作家さんですね。
(2008.10月17日読了)

シカフの【禍家】レビューはこちら

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