アゴタ・クリストフ

【悪童日記】アゴタ・クリストフ

悪童日記

風変わりな双子の少年たちが体験する、戦渦とその終焉。
舞台となる時代も場所も、作中では特定されていないけれど、
おそらく、ナチス占領下のハンガリーの片田舎。(と、後書きにも書かれている)

戦時下の狂気の中で、成長する子どもたち。
結局、私たちが今やっている「教育」や「躾」って、なんなんだろうと考えさせられてしまう。
人として生きるのに必要な、良心や愛情とは、本当はどんなものなのか。

双子の日記のようなシュールな文体と、意外な方向に展開していく物語。
ありがちな感情や道徳を排したエピソードに息をのんで読みました。
この本を教えてくれた、Mちゃん、ホントに面白かったです、ありがとう。

アゴタ・クリストフ

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