文化六年・正月興業の初日、火事の延焼により、江戸随一の芝居小屋・中村座が半焼。 焼け跡から、行李に入れられた男の死体が発見される。 身元不明の死体、下手人は一体誰なのか? その目的は? おりしも人気女形・荻野沢之丞の名跡が兄弟で争われるなか、 芝居小屋の人々の間に疑心暗鬼が広がる。 歌舞伎研究家であり、ミステリー作家でもある松井今朝 …続きを読む
松井今朝子
似せ者(にせもん) / 狛犬 / 鶴亀 / 心残して 江戸時代の歌舞伎を題材にとった短編集。 一世を風靡した役者と、その華やかさに翻弄される人の姿が、 絶妙な匙加減で描かれている。 表題作「似せ者」は、一代目坂田藤十郎亡き後、 京に連れてこられたそっくりさんの旅芸人、二代目藤十郎の話。 似せ者として生きることを望まれた彼が、手に入れ …続きを読む
たこΩ (2009年4月27日)
ひとりの男が、ふらりと吉原の引手茶屋をたずね、お内儀に遊び方を教えてくれと頼む。 話が進むにつれ、男が行方知れずとなった「葛城花魁」のことを探っていることが分かり、 腹を立てたお内儀に、追い出されてしまう。 話はこの後、章立てごとに、吉原に関わるさまざまな人間たちが登場し、 男に語る話で、「葛城花魁」の謎を明かしていく。 各章とも語 …続きを読む
たこΩ (2008年9月20日)



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