【サヴァイヴ】近藤史恵

サヴァイヴ

老ビプネンの腹の中/スピードの果て/プロトンの中の孤独/レミング/ゴールよりももっと速く/トウラーダ

【サクリファイス】【エデン】に続く、ロードレース・シリーズ(?)三冊目。
今回はそれぞれ独立した短編になっている。
前2冊での主人公・白石誓の語りから始まるが、チーム・オッジの伊庭、赤城も語り部として登場する。
【サクリファイス】のラストで驚くような決断をみせた石尾が、プロに転向してからエースになるまでの話が、チーム内で唯一の理解者だった赤城の視点から語られる。
石尾があの決断をするまでの経緯が想像でき、あらためて【サクリファイス】も読み返したくなった。
石尾…そうだったのか〜。

乾いたような、熱いような、ひんやりとしたような。
自力でスピードを上げてゆく、極限の狂気みたいなものがよく出ていて、 そんなところが、気に入ったシリーズでした。
3冊目ということでキリがいいようにも思うのですが、まだまだ番外編とか読んでみたいです。出ないのかな?
(2012.4月2日読了)

近藤史恵

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