【モルフェウスの領域】海堂尊

モルフェウスの領域
桜宮市・未来医学探究センターの地下で、5年間のコールドスリープに入った少年と、
その眠りをを見守り続けた非常勤担当官の日比野涼子。
少年は、病による眼球摘出を目の前に、治療法の確立を待つために、
コールドスリープに入ることを決意した。
間もなくコールドスリープの5年が終わり、少年の目覚めが近づいている。
国内初、そして最後のコールドスリーパーとなる少年。
目覚めた後には何が待ち受けているのか…。

少年の眠りを見守り続けた涼子は、彼を守るために行動を開始する。
静謐で神話めいた眠る少年。かなりフシギな涼子の性格と経歴。
現実感のない舞台だが、実際には法律やら世論やらの雑音に囲まれている。
行政のご都合主義に翻弄される医療現場、海堂氏はここでも吠えている。
前半に出てくる『14歳のレティノですって?』という涼子の疑問が、ものすごーく気になったのですが、この本ではここまででした。

ということは、レティノブラストーマは、幼児期の病気なの?え??
必ず何か仕込んできますねえ。桜宮シリーズは。

(2012.2月14日読了)

海堂尊

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コメント&トラックバック
  1. トラックバック: 本読みの記録

    実はミステリよりもSF向けの作者かも:モルフェウスの領域…

    モルフェウスの領域作者: 海堂 尊出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2010/12/16メディア: 単行本 「ナイチンゲールの沈黙」から派生したサイドストーリー。 正直に言えば、元ネタになった「ナイチンゲールの沈黙」よりもはるかに面白い。…

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