【キング&クイーン】柳広司

キング&クイーン
冬木安奈は元警視庁SPの経歴を買われ「用心棒」として、六本木の小さなバーで働いている。
ホステスに絡む酔客に速やかにお帰りいただくことで、バーの店長に小遣い銭を稼がせる。
そのくらいの「用心棒」だったのだが、知り合いのホステスが「頼まれちゃって」ともってきた仕事から、とんでもない人物をガードする羽目になってしまう。
ひとくせもふたくせもある、チェスの世界チャンピオンの身を守ること。
彼は、その傍若無人な振舞いが原因で、とんでもない人間から狙われているらしい。
彼だけでなく、作中で紹介されているチェス名人たちの奇行ぶりが凄まじい。
絶対に関わりたくないタイプの人たちだけれど、チェス・ファンは彼らを守り、試合の席につかせなくてはならない。これは大変だなあ。
チェスの世界チャンピオンは、誰から狙われているのか、その目的は?
ミステリーの謎解きは、タイトルの【キング&クイーン】がキーワードになっている。
最後に「あっと驚く」どんでん返しも痛快。
警察小説の要素もあり、安奈の元・上司とのやりとりがスリリングで面白かった。
(2010.11.8読了)

柳広司

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コメント&トラックバック
  1. トラックバック: 笑う学生の生活

    SPとチェスの世界

    小説「キング&クイーン」を読みました。
    著者は 柳 広司
    天才チェスプレーヤーの護衛を頼まれた
    元SP 女性の活躍
    サクサクと読みやすかったですね

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