【ドキュメント 道迷い遭難】羽根田治

ドキュメント 道迷い遭難
関東周辺の山で2000年前後に起った7件の「道迷い遭難」を、当事者からのインタビューによって再現している。
正規の登山道から、ちょっとしたミスではずれる… あれ?おかしいと思いながら、進んでしまうおそろしさ。 焦燥、疲労、、、まだ正気なのだと信じながらも、幻覚や幻聴が起き、誘い込まれるように、さらに危険な山の奥深くへと迷い込んでゆく…

中には「駐車場と、犬の散歩をしている人が見えた」という幻覚の例もあり、これはもう、ホラーなんじゃないかと。
メジャーな登山道でも、行く道がはっきりしない場所は多い。
この事例の多くが、山では、誰にでも起こりうることなのだ。
迷ったらすぐに引き返す。分からない時は、キツくても下に降りずに上を目指す。。。
などなど、ディープに迷わないための、そして生還するためのノウハウも書かれています。

山の中で、何日間も迷い続ける… これはホントに怖い…
表紙の木漏れ日の差す山の風景が、誘い込まれる楽園のような、最後に見る天国のような… 見ていると背筋に走るものがありますね。
(2009.9月19日読了)

羽根田治

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