【魔王】伊坂幸太郎

魔王
システム・エンジニアの安藤は、ある日、自分の不思議な力に気付いた。
人に自分の念じた言葉を喋らせる、腹話術のような力。
日本の景気は悪化の一途をたどり、不穏な空気が少しずつ広がっていく。
そんな中、カリスマ議員・犬養の首相選出馬。力強い犬養の演説に夢中になってゆく人々。
犬養の影響力に、警戒を強めていく安藤。
『お父さん、魔王が今、僕をつかんでいるよ。』

「魔王」と「呼吸」の二部構成。「魔王」は安藤、「呼吸」は弟・潤也の話。
ちょうど衆院選の前に読み直したのですが、いろいろ考える部分が多いですねー。
『考えろ、考えろ、マクガイバー』ではないけれど。
老後を保障すれば、貯金を吐き出す人が増えて、経済がまわる、、、
「呼吸」での島の話ですが、こういう方向の政策がなぜ出ない?
同じようなことを考えている人も、結構いると思うんですがねぇ。
(2009.7月7日読了)

付足:安藤が空を飛ぶ夢の中でみる未来。これは【モダンタイムス】につながるシーンでもあるのですが、そこに出てくる「銃を頭に突きつけられながら、椅子に座り、テーブルに並んだナイフを手に取る、潤也の面影がある若者」 これが分からない。【モダンタイムス】にはこの場面はない。ストーリーには出てこないキラリの息子? 気になるなァ

伊坂幸太郎

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