【イノセント・ゲリラの祝祭】海堂尊

イノセント・ゲリラの祝祭
舞台は、霞ヶ関・厚生省の会議室。
【螺鈿迷宮】のあとになる話で、【東京都二十三区内外殺人事件】もちょっとだけ絡んでます。
今回のキーパーソン「彦根」は、例の卒業麻雀で田口・島津・速水と卓を囲んだ「後輩」。 お、コイツも出てきたか、とリンク好きには嬉しいところ。
田口・白鳥コンビも登場しますが、事件も謎解きもナシです。とにかく会議、会議。

会議だらけのこの話、それでも海堂流の演出で、それなりに面白くはなってます。
【死因不明社会】で「死因解明なくしてマトモな医療はない!」というテーマへの氏の情熱を知っていたので、この霞ヶ関利権争いの混乱ぶりにも興味をもてました。

ロジック・モンスターの白鳥ですが、彼にとって重要なのは、論理でなく結果。
合理主義な一面に、ちょっと惚れちゃいました。
今回は、つま先で「くるり」と回ってみたりして、なんだか可愛い。
田口センセ、今回も、くるくる振り回されています。
(2009.3月15日読了)

海堂尊

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コメント&トラックバック
  1. lazyMiki  

    たこさん、おひさ〜〜^^
    「イノセント・ゲリラ」、会議ばっかでしたね。
    ヘタな作家さんだったら、物語に作ることすらできないんじゃないかと思うような題材・・・・
    ただ、だからやっぱり他の作品と比べると、ドラマチックさに欠けるように思えたのでした。
    しかし、厚生労働省ってこんなに面白い内部なのかなぁ。

  2. トラックバック: ここから

    イノセント・ゲリラの祝祭/海堂尊

    「この物語はフィクションです。実在する人物、団体等とは一切関係ありません。」
    とは、昨今大抵の小説の末尾に付け加えてある免責文言ですが、この本ほどこのフ…

  3. たこΩ  

    lazyMikiさん、こんにちは! おひさしぶりです〜 ^^//”
    そうなんですよね、事件は会議室で起ってる。
    海堂センセもこうやって腹立たしい会議に付き合っていたのでしょうか…
    それにしても厚生省内部、前から思ってたんですが、
    ほんとにコードネームって付けてるのかしらん? 「火喰い鳥」とか、、、

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