【僕には数字が風景に見える】ダニエル・タメット

僕には数字が風景に見える

著者は、1979年生まれのイギリス人。
映画「レインマン」の自閉症のお兄さんと同じく、サヴァン症候群の患者。
5時間で円周率を22,514桁(!?)まで暗証するという、ヨーロッパ記録を持つ。
特異なまでの記憶力と計算能力・言語能力をもちながら、
日常生活では、ささいなことからパニック状態になり、支障をきたすことがあるという。
彼の幼児期からの半生が、彼自身によって綴られている。

彼は、「大きな音」と「動きがよめない人」が苦手で、子ども時代は友達ができなかったそうだ。
ある時から、ひとりぼっちでいることが淋しくてたまらなくなり、想像上の友人をつくった。
このエピソードは、とてもせつなかった。
それでも、彼は失敗しながらも、どうやったら人と関わることが出来るのか「学習」し、
たくさんの友人をつくり、今では恋人と暮らしている。
ホントに前向きで、やさしい人なのだ。頭がさがる思いがする。

それにしても、一目で、その数が「素数」かどうか分かるというのは、どういうことなんだろう?
素数は、「滑らかで丸」く見えるそうなのだけれど、
9973とか、どう考えても計算しないと分からないと思うんだけれど… うーん。なぜ?
(2008 8月22日読了)

ダニエル・タメット

トラックバックURL:http://kalapanic.com/2008/09/post-1682.php/trackback

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>