【ユグドラジルの覇者】桂木 希

ユグドラジルの覇者

華僑の若き総帥“華龍”、娼街育ちにしてEU経済界の女帝、某巨大財閥をバックに持つ米最大IT企業トップ、そして流浪の一日本人と覆面トレーダーの二人組…。混沌のネット経済界を制するのは誰か―?くせ者たちが火花を散らす、タイムリミットの頭脳戦。(「BOOK」データベースより)

これだけ読んでも、ワクワクしてくる筋立て。
最後に明かされる、鍵を握る人物も、「おお、そうだったか!!」と納得。
設定も筋立ても、充分に面白い。
しかも、ネット経済どころか、株さえ縁のない私にも、ちゃんと分かるように話が進んでいく。スバラシイ。

なのに、何故、勧善懲悪仕立ての結末。
皆イイヤツなんだよ、みたいな説明っぽい部分が、多過ぎるし。
作者が、「人間」を描こうとすればするほど、すっごく陳腐になってくる。

惜しい。
ほんとに、惜しい。
でも、読んでみる価値はある一冊。

桂木 希

トラックバックURL:http://kalapanic.com/2007/11/post-1872.php/trackback
コメント&トラックバック
  1. トラックバック: 個人的読書

    ユグドラジルの覇者

    桂木 希
    ユグドラジルの覇者
    「ユグドラジルの覇者」
    桂木希・著
    角川書店・出版
    『国際ネット経済サスペンス』
     パソコン…

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>